れんげ農法
これまた小さい頃の話。
今も田舎に住んでいますけど、昔は更に田舎に住んでまして、家は山と田園に囲まれたそれはそれはもう事件が起きたら絶対に金田一耕助がチャリンコに乗ってやって来るだろうなってぐらいの
田舎に住んでいました。
家の周りにあった田んぼは、肥料にするために冬の間にれんげの種を撒いていたので春先になると一面のれんげ畑が広がっていました。
一面のれんげ畑、花の蜜を集めるモンシロチョウ、ミツバチ、そこに横たわるお姫様
じゃなくて幼稚園児の僕。
メルヘンじゃないですか?
れんげの花を繋げてお花のネックレスを作るお姫様
じゃなくて幼稚園児の僕
メルヘン以外に無いじゃないですか?
でもやっぱり男の子なのでそんな女の子の遊びはすぐに飽きてれんげ畑にダイブしたり、れんげを沢山むしりとって自分の身体の上に乗せて隠れたつもりになってみたり、
こんな遊びを近所に年齢が近い子供がいなかったので独りでやってた僕は今になっても独り遊びが大好きですし、お花もとっても大好きです。
っという幼少期は今の鏡だと言うお話。